僕はランブルバーストの運営に対して怒っています(中編)
ランブルバーストという過疎ゲームに対して、私が抱えている怒りとは何か、前回のつづきです。
ランブルバーストはどこがクソなのか?
1、課金パックの値段設定が狂気の沙汰である
私が一番不満に思っているのがこの点です。3/2に値段変更されたため、うっかりSSを撮り忘れてしまったのですが、常時販売のパックは1個1200円でした。高めと言われているMTGが15枚入って350円前後、遊戯王は1パック5枚で145円であることを考えると、とんでもない値段設定です。
しかし世間には費用対効果という言葉があります。つまり、高くてもそれに対してコストパフォーマンスが良ければ、まあ許せる金額かも知れません。しかし残念ながらベクターの運営は頭に変な寄生虫でもいるんじゃないかと思うくらい、狂った設定をしました。
1パック、3枚。
おそらくランブルバーストは貴族が作ったんだと思います。そうでなければ庭から石油が湧いてる人たちが作ったのかもしれません。
カードショップの友人にこの話を振って、「ところでこれで何枚くらい入ってると思います?」と聞いたら、「12枚とか13枚くらい?」と返ってきました。世間的にはそれが普通の感覚です。
この記事を書くにあたって調べたのですが、同系の『シャドウバース』が消費アイテムのクリスタル5000個で9800円で、1パック100個消費するようです。そして枚数は8枚です。少しわかりにくいのですがクリスタル一個が1.96円、かけることの100ですから、1パックあたり196円です。これの8倍近い値段設定なのにもかかわらず、レア以上が3枚です。シャドウバースはシルバーレアが1パックで確定だそうです。
ハーススートンもおよそ180円で5枚と平均的な値段はおそらく1パック200円弱と言ったところだと思います。
ちなみに10枚買うとURが必ず出現するのですが、1200×10=12000円という狂気の値段になっています。最初は半額で6000円で買えるのですが、それでも購入した人は「き がくるっとる」とコメントしていました。12000円で手に入るのは30枚。
ちなみに、MTGならおよそ36パックぶんの値段です。
これは後の推察とクソ要素で明らかになるのですが、どうもマーケティング調査をしていないか、もしくはマーケティングの対象を間違えた可能性が出てきます。
どうせ嘘ついてるだろ?とか言う人もいそうなので、ここで3/2に値段が変更される際のお知らせのページのSSがあるので、両目をかっぽじって見てください。
360円で1枚になったよ!
いやあ、このお知らせ見たとき、「ああ、ベクターってマジでバカなんだな」って思いました。すごく、こう冷めた目になりました。枚数と値段を一緒に減らすとか何考えてんだと思いました。
2、ゴミのような完全下位互換のカード群
このパックは銅銭パックといって、ゲーム内で無料でもらえるアイテムを消費してもらえるカードの一部を表示しています。あとはレアが2%の群確率がありますが、そこは今回どうでもいいです。
注目すべきは一番上のカード群です。いわゆる銀キャラと呼ばれるカード群で、ランブルバーストでは最も低いレアリティになります。このカードの大前提は、能力を一切持たないカードであること。要するにバニラです。
勘のいい人なら気づいたと思います。勢力が同じパックで、同じコストなのにステータスの完全下位互換が既に存在することを。青州兵とエン州兵は曹洪の完全下位互換です。そして、それらのカードの完全上位互換が、蜀の関羽と張飛の銀キャラで、こちらは5/3の歩兵です。もはや意味が分からないと思いますが、そういうことです。
この恐ろしいところは、これらのカードが初期セットのカード群であることです。○○枚のカードが追加!とかで増えて下位互換になったわけではなくて、最初から下位互換が置いてあったのです。これがパックから出るということは……そういうことです(二度目)。
3、異常なまでの対戦制限
これはインターフェイスの上に張り付いてる謎の数値群です。一応それぞれに意味はありますが、今回注目してほしいのは右端の数値です。VPという値の解説がカーソル表示されていると思います。この値こそがランブルバーストを過疎化させている原因のひとつです。
例えばほしいURが出るまで反吐が出るような額を課金したとしましょう。しかし、連続してプレイできるのはせいぜいよくて6戦程度です。 15分というと1時間で4回復しますが、上限が5しかないのでどうやってもそれが限度です。
対人はカードゲームにおいてメインコンテンツなはずなのに、NPC戦で消費するBPという値がその16倍(しかもVPは増えないのに、プレイヤーレベルによってBPだけが増えていく)くらいあるのはなぜなんでしょうね。NPC戦は一回最大で15とかなので、おそらくベクターの中ではオツムの粗末なAIとの試合がメインコンテンツだったのでしょう。
そして、これは上述した異常というか狂気の課金設定から導き出される仮説にたどりつきます。このシステム、あなたはどこかで見たことはありませんか?
これとか
こういう。要するに何が言いたいのかというと、おそらくDMMのクリックするだけで戦闘が起きるゲームみたいなのを意識してある程度開発していたのではないか?ということです。そうすると理不尽なまでに高いガチャは、こちら側のゲーム群だと平均的な価格です。1キャラクター500円前後くらいは普通に存在しますし、戦国IXAは1枚600円を、ブラウザ三国志から引き継いだシステムからかたくなに変えていません。
つまりNPC戦はメインコンテンツ……というのはあながち間違いではなく、これをクリアしてカードを集めるんだぜ!みたいな内容にしたかったのではないかと思うのです。
まあこれはあくまで仮説なので、本当のところはわかりません。マーケティングする相手は少なくとも遊戯王やMTG、あるいはハースストーンやシャドウバースだったはずで、それを少しでも参考にしているならこの狂気じみた設定とクソみたいなカードの山は作られなかったように思います。
長々と書いてしまった。まだ中編です。もっとクソな要素がいくつかあるんですが、今日はここまでです。怒りが有り余ると後編1とか後編2とかできてもうわけわからなくなりそうですが、次回で終わると思います。
それでは。